自然豊かな大芋(おくも)地域
篠山川の上流に位置する大芋(おくも)地域
多紀地区最高峰の八ヶ尾山(678m)、ひかげつつじが群生する岩尾峰(630m)、雨石山(611m)、櫃ヶ嶽(582m)、などの山々と
大桂や大日堂の大イチョウ、電研の大イチョウ、若宮神社の大杉のような大木がそびえ立つ。
また春にはセツブンソウや白梅、山桜に桜並木、しだれ桜やタムシバなども
梅雨の頃にはネムの木や、ひかげつつじ、コバノミツバツツジなど花を愛でながら散策も楽しめます。

大芋(おくも)地域にまつわる伝説
大きい芋と書く大芋(おくも)
きり芋で、雲のような形をしているから大雲と書かれていた時期もあり、
また、市野々の洞穴に土蜘蛛が住んでいたので、
「大蜘蛛」から「大雲」になったという説もあります。
豊林寺 とびはねた薬師さん
1467年 応仁の乱の戦火で豊林寺は焼失してしまいますが、薬師如来は池に飛び込んで助かったという
八ヶ尾 大蛇伝説
八つの頭と尾がある大蛇は里におりてきては村人をいじめていました。
困り果てた村人は大江山に行く源頼光御一行に大蛇退治をお願いしました。
市野々八幡神社 大蜘蛛伝説
洞窟に住む大ぐもは村人を困らせていました。
ある時、仙人の力によって洞窟を追い払われました。